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レインメーカーの話

これからの新しい代替医療を考えていく中で、

過去の先人の叡智を再考することは欠かせないように思います。


その一環として、シャーマニズムについて少しずつ見てみようと思います。


今回紹介するのは、中国のタオイズムで紹介されている雨を降らせる男の人、

レインメーカーについてです。


レインメーカーのお話は、心理学者のユングが友人であるリヒャルト・ヴィルヘルムから伝え聞いた話を紹介したことで、よく知られているお話です。


簡単にどんなことが物語られたのかを紹介します。

中国のある村で旱魃が起こりました。

そこに「雨降らし男」(レインメーカー)が呼ばれます。

「雨降らし男」は村人に小屋を立てるように言います。

彼はそこにこもってしまいます。

そして3日後に村に大雪が降ったのです。

そこで、リヒャルト・ヴィルヘルムは、「雨降らし男」に何をしたのかと訪ねました。

彼は、「自分の責任ではない」といいます。

ただ、この土地が道(タオ)の秩序から外れてしまった状態であり、

この土地に来て、自分も道を外れた状態になってしまった。

そこで、小屋にこもって彼自身が秩序を取り戻すのを待った。

するとこの土地に秩序がもたらされ、自然に雨(雪)が振ってきたのだというお話です。


もっと詳細を紹介しているページがありましたので、以下にリンクしておきます。

老荘思想

このお話をぜひとも紹介したいと思ったのは、

このレインメーカーの老人が集合意識とワークして、世界に変化をもたらしたという例となっているからです。

スピリチュアルの世界では、いまこの時代は過渡期にあって、

地球上ではさまざまな変化の現われとして、地震や災害などが多くなっています。

それについて、多くの人がさまざまなことを言っているのですが、

そういった状況の中で、ひとりひとりの人間が、自分の内側に秩序をもたらすことが出来たら、

世界を変えることができるということを伝える例となっています。


二人以上の人間が出会うところに、集合意識というものが生まれます。

もっと大きな規模の集合的無意識となると、国という単位であったり、

地球規模のものになるのですが、ともかく、自分が関わる人、

所属する団体などの深層には集合意識が生まれます。


そして、深層のレベルでつながっているという体験を誰もがしています。

昔から、人類というものはそういう風に深層でつながっていたのですが、

この頃は、とみにそういったつながりを感じている人たちが増えているのではないでしょうか?


テレパシーを実感したり、エネルギー的に敏感になっている人も多いと思います。

それにはきっと意味があって、これまでの分離の時代から、ユニティの時代へと移行する段階で、

現れ始めている現象なのだと思います。


私たちがひとりひとりが自分の内面に目を向け、内なる秩序を見出したなら、

その周りにいる人たちも、秩序を思い出します。

自分の内側を癒していくこことが、周囲に癒しをもたらすことにもなるのです。

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今という時代が私たちに影響していることについて

Creative Lifeでは、人間存在を魂、霊性、肉体という3つのレベルからとらえた健康を考えるということを理念においています。

人間存在というのは、生きている環境や時代の流れというものによっても大きく影響されています。

それが自然であったり、宇宙であったりします。


今この時代、私たちの背景にはどんな時代精神が影響しているのでしょうか?


そういったところまで、目を向けて生き方や健康を考えていくことも、Creative Lifeの活動において、重要なのだと改めて思うことがこの頃ありました。


地球は太陽の周りを周っていますが、その太陽との関係性によって季節の変化が起こりますし、

気温や磁場の状態なども、太陽によって影響を受けているということは誰もが理解できると思います。


私たちの住む地球が存在する太陽系はさらに銀河系の中に存在しています。


ここから先は、通常の私たちの感覚ではつかみきれない世界なので、

信じるか信じないかという領域になってしまうのですが、

銀河の中心には大きな太陽(銀河の太陽)があり、

その太陽を中心にして太陽系や他の星系が周っていると考えると、

やはり、銀河の太陽と太陽系の位置関係によっても、

私たちの住む太陽系も地球も何らかの影響を受けているというのです。


仮に銀河の中心に太陽があって、その太陽の周りを太陽系が移動しているという理屈は分かるけれども、

どうして銀河の中心に太陽があると分かるのか?については、

私の個人の力では説明することが出来ませんし、

どうしてそれが正しいと分かるのかも、証明しようがありません。


根拠は、そういうことがさまざまなところで言われているということ、

みずがめ座の時代というような呼び方をされたニューエイジの思想は、

そういう背景を持っているということを、人から聞いたり、本などで読んだという程度のものです。


そしてまた、私自身が生まれて生きてきた、この世界の肌触りとか、

深層で感じている言葉にならないような感覚であったり、なぜか惹きつけられる興味などが、

私がその根拠の無いパラダイムを選択させています。


説明できない、証明できないといっても、

それが間違っているとか、無いとかいうことにはならないのですから。


そして、理由は分からないけれど、この頃大きな災害が日本でも多く起こっていたり、

これまでの地球環境とはずいぶん変化が起きているのだな、ということは

ほとんどの人が肌で感じているのだと思います。


そういうわけで、Creative Lifeの活動の中で、

私たちが、今どのような時代精神を生きているのか、

いま、この地球は過渡期にあり、私たちは分岐点を通過し始めたところであることや、

これまでの古い価値観を手放し、新しい価値観へと移行する

チャレンジをしているところであるということなど、

そういったスピリチュアルな世界での情報をシェアしていくことも、

私たちの肉体や存在の健康に影響しているものを知ることは、意義のあることだと思っています。


あくまでも、そういうった見方や考え方を取り入れてみることで、

自分たちがより健やかな生き方を選んでいけるというものであるなら良いと思います。


少しずつ、今という時代がどのようなときであるかについても、紹介していきたいと思います。

10月京都での個人セッションの報告

2013年10月22日PS

10月21日~24日までの京都での個人セッション無事終了しました。

今回、ご縁があっておいでいただきました皆さまありがとうございました。

おひとり、おひとりそれぞれ違う体験をされたと思いますが、

みなさまが「受けて良かった!!」という何かを、持ち帰っていただけたなら幸いです。



ジャックさんという人の存在を知っていただくことで、それを求め助けになる方がいるだろうというとても、単純な気持ちでアシスタントの楠木さんにお電話したのが、今年の3月でした。

はじめは、ただ「こういう方がいますよ」という情報だけをシェアするつもりでした。


それが、楠木さんから「それならジャックさん、みずから京都に出向いても良いですよ」。

というお返事をいただいて、そんなチャンスをいただけるならと、個人セッション、講演会、WSを開催することになりました。

それが前回の7月の1回目の会のことでした。

それまでワークショップには参加していたのですが、個人セッションはまだ受けたことがありませんでした。

そこでセッションを初めて受けることになりました。


正直、ジャックさんの個人セッションは、料金的にはかなり高額です。

なので、余程の事でもないと、なかなかそこまでのお金を自分の身体のために投資するという風には思えません。

それだけ身体の扱いが、他のことよりも後回しになっているということが分かります。


そして、それは多くの人にとってもそうだと思います。

3万円あれば、身体のケアより旅行に行きたいと思う人も多いでしょう。

身体が痛みを発して、どうにもならなくなって初めて、身体に投資し始めるという人がほとんどだと思います。


ほんとうは、そうなる前にもっと自分の身体と向かい合ったり、感謝したり、優しく出来たら良いですよね。


ジャックさんの施術の大きな特徴は、受ける側が施術に参加していくというところです。


ジャックさんは、身体に軽く触れて、ブロックや緊張のあるところに手を当てて、受け手がそこに意識を向けることと、呼吸をすることを誘導していきます。

受け手は、ジャックさんの誘導を聞きながら、意識や呼吸をそこに向けていくことで、自分の身体をとても深く感じていくことになるのです。


呼吸に意識を向けることで、プレゼンスというマインドが静まった状態になることができます。

マインドが静まると、身体は自然にとても深くリラックスしていくのです。


面白いことに、身体がためている緊張には、感情や過去の記憶がともなっていたりします。

そういったエネルギーのある場所に触れると、私たちは急にマインドが忙しくなったり、

その体験や感情を感じることに抵抗が起きて、眠くなったりします。


そこで、またジャックさんがマインドの罠にとらわれないように誘導したり、眠ってしまわずに、感じていくことを励ましたりしてくれるのです。

本当に身体を通して、ブロックしていた感情や、トラウマなどを手放していくセラピーが起こるのです。


これは、心理療法のように言葉やマインドを使ったセラピーの場合、

過去のストーリーを却って強化してしまうという、とてもおおきな弊害がありますが、

身体感覚に意識を向け続けて、プレゼンスにとどまることを選択するよう励ますことで、

過去記憶や感情のドラマを手放していくことができるのです。


そうすると、たった1回の施術でもとても大きな解放を起こすことが可能になります。

どれくらい解放できるかは、受け手次第ではありますが、初めてでまだ慣れていない方も、
徐々にそれがわかってくると、きっとどんどん手放していくことができるでしょう。

そういう意味でも、その人のペースが守られるということで安全性が高いのです。


また、自分自身で痛みや緊張のあるところに、手を当てて、そこを意識し呼吸をしていく方法を知れば、

自分でもできるというところが、施術後のサポートになります。


そのコツをつかむと、なるほど身体は楽器なのだという感覚が分かってきます。

それまで、痛みや緊張にとらわれて、身体はひどい重荷だと感じていたのに、

自分で身体を意識し、そこに呼吸をしていくという「遊び」を楽しめるようになると、

マインドが変化してきて、もう痛みや緊張にとらわれてしまうというパターンを乗り越えることができるようになっていくのです。

身体のだるさや痛みに振り回され、思うように生きられないという状態から解放されることも、不可能ではないのです。

このような施術がジャックさんのプレゼンシング・ソマティクスです。


次回は、少し先になりますが来年の春にジャックさんが来日されます。

東京では、まだ個人セッションもされていますので、この機会にもぜひ体験してみてください。

関西の方は、次の機会を楽しみにお待ちください。

ジャックさんからのメッセージ

いよいよ、本日からジャックさんが京都に来られます。

前回参加の皆さまへ、ジャックさんからのメッセージをいただきました。
メールにてお知らせさせていただきましたが、うまくメールを送ることができなかった方がありましたので、
こちらに掲載させていただきます。

以下、ジャックさんよりのメッセージとなります。

親愛なる皆さん、


東京滞在中のジャックです。来週私と楠木戀都は再度京都を訪れます。

7月には京都で、Creative Lifeさんのお力を頂いてセミナーとワークショップを教え、個人セッションもさせて頂きました。そして身体と心、マインド(精神)のためのユニークなボディワーク・ヒーリング法の一部を、をたくさんの方々にご紹介することもできました。おいで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

さて、私がお教えしているワークは、クライエントに痛みを与えない方法を採っています。また、肉体面での不快感や症状を確実な技術と理論をもって改善したりバランスを変えたりするだけではなく、精神面、感情面、そしてスピリチュアルな面でもクライエントと施術者の両方をサポートし、身体との関係性のみならず、人生との関わり方にも変容をもたらすことのできるワークでもあります。

ここで皆さんにお伝えしたいのは、今回の京都滞在中にこれから先のクラス開催などを、前回も大きなご尽力を下さった安藤晶子さんをはじめとする近畿在住の講師の方々とお話し合いをする予定があることです。近い将来に私たちの開催しているクラスを京都でも開催できるとしたら、それはもう今からわくわくしてしまいます。そしてまた、前回のセミナー、導入ワークショップでのご経験を皆さんに覚えておいて頂ければと願っています。その時のご経験や感想を、これからのためにも是非お聞かせ下さい。また、あの時に学ばれたことを日常やお仕事で試してみられたなら、次に学んでみたいこと、深めてみたいこと、また疑問などもおありではないかと思います。そうしたことも含めて、是非私たちのウェブサイトも覗いてみて下さい。これからの予定、ヒーリングやボディワークに関する記事もこれから日本語訳を増やして行く予定ですし、メイルを頂いたら、私からのお知らせや近況報告、ボディワークとヒーリングに関する考察などについてをお送りするメイリングリストに入れさせて頂ければと思います。フィエスブックもCreative Lifeさんのお蔭で解説の運びとなりましたので、覗いてみて下さい。

ウェブサイト:www.presencingsomatics.com

メール:jacklovesjapan@gmail.com

フェイスブック: https://www.facebook.com/pages/Trillium-Institute-Japan/296535933822134

10月21日から24日までの滞在期間中、まだ個人セッションの枠が幾つかあいているので、どうぞこの機会に90分のフルセッションを受けてみて下さい。身体だけではなく、心身の繋がりを得て身体と人生との関わりを変え、人生を生き生きと、身体と心で味わいながら生きるお手伝いをさせて頂ければと思います。

ご連絡先は、Creative Lifeの樋口智恵子さんです。
ブログ:http://creativelife2013.blog.fc2.com/
フェイスブックページ:https://www.facebook.com/creativelife2013
HP:http://creativelife2013.jimdo.com/

私たちの僕としてすべてを映し出し、生きる感覚と今にいることを教えてくれる身体との関わりを、このセッションであなたの息吹とともに蘇らせてみましょう。


最後までお読み下さりありがとうございました。


感謝と祝福を込めて、

ジャック ブラックバーン

楠木戀都(アシスタント・通訳・共同講師)
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個人セッションのお知らせ

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ジャック・ブラックバーン氏による個人セッションが10月21日~23日に京都で行われます。

募集スケジュール 追加の枠を設けました!!
時間変更しています


10月21日 21日のセッションは満席になりました。
13時~14時30分 15時~16時30分 17時~18時30分 20時~21時30分 (線で消してある枠は予約済です)

10月22日
9時~10時30分 11時~12時30分 16時30分~18時 18時30分~20時

10月23日
9時~10時30分 11時~12時30分 14時~15時30分 16時~17時30分 

10月24日
9時30分~11時 

料金30,000円(通訳込)90分


会場:京都市内 お申し込み後にご案内いたします。

楽な服装でおいでください。
フェイスタオルを1枚お持ちください。

当日のお支払いとなります。
キャンセルについて
7~4日前まで30% 3~2日前50% 当日100%のキャンセル料がかかりますのでご注意ください。

個人セッションをご希望の方はメールにて希望の日時をご記入の上、連絡先を明記の上お申し込みください。

creativelife2013☆outlook.com
(☆を@に変えてください)



10月のクラス・個人セッションの案内

以下のリンクより、10月のクラスの案内と個人セッションの案内を見ることができます。

10月のクラス案内

個人セッションの案内(おもて)

個人セッションの案内(うら)

プレゼンシング・ソマティクス 10月のクラスについて

10月のクラスは、編成を新たに調整して行いますので、延期とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご理解いただきますようお願い致します。


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10月のクラスの内容が決まりましたので、ご案内させていただきます。

ジャック氏のクラスは、

特にプロのディワーカーや理学療法士、看護師、セラピストの方など、
専門的に肉体とこころのを扱う方や、癒しについてワークされている方が、
さらに、そのお仕事を深める上でも大変役に立つものです。

また、ご家族の介護をされている方で、ご自身でお身内の方に施術をされたい方も対象となります。

クラスでは、ボディワークや身体の扱い方、感じ方を通して、
プレゼンスを体験する、プレゼンスを共有するということを大事にしています。


10月24・25日  京都市内
長谷六角ビル3F 会議室C 
9:30~17:30 
トレガー(R)導入
トレガー(R)導入クラスの詳細

10月26・27日 京都市内
長谷六角ビル3F会議室C 
9:30~17:30
フット・ディコンプレッション・ソマティクス
フット・ディコンプレッション・ソマティクス

長谷六角ビル 京都市中京区烏丸通り六角上ル 
最寄駅:京都市市営地下鉄  四条烏丸 烏丸御池 
    阪急京都線 烏丸駅

長谷六角ビルアクセス


今回は、以上の2クラスを開講いたします。

参加費はそれぞれ50,000円となります。

両日とも共通の持ちもの

シングルサイズのシーツ・フェイスタオル・クインサイズの枕1~2個・歩きやすい室内履き(必要な方のみ)

○プロの方はこれまでの施術に加えてお使いいただけます。
○ご家族の介護をされている方は、安全で有効な方法で身体をほぐすスキルを学んでいただけます。


トレガーアプローチは、体を揺らすなどの動きを入れていく特殊で効果の高いものです。
自分の腕の重さを測る、あるいは相手の手の重さや頭の重みなどを測るというところから、
身体を感じていきます。

すでに整体等のボディワークをされている人でも、そういった感覚を養うことで、
さらにクライエントに寄り添った施術をすることが可能になります。

フット・ディコンプレッション・ソマティクス(FDS)は、
静的なワークとなります。それゆえ、よりプレゼンシングが強調されるクラスになります。
身体を支える脚部の可能性と表現力、ほかの部位とのつながりでの変化を促せるものです。
生きる上でも足の役割というのは、人の基盤になる部分にあたります。
またこのクラスはボディワークに興味のある方だけにとどまらず、
プレゼンシングスマティクスの哲学を理解するためにも有効なクラスです。

個人セッション案内

こくちーずイベントのお知らせ 
こちらからのお申し込みもできます

テーマ : 心と身体のケアを大切に!
ジャンル : 心と身体

身体の声に耳を傾けるとは? 実際のケースから

実際に、ジャックさんのセッションでどんなことが起こっているのでしょうか?
もうひとつの事例を紹介します。


ケース・スタディー2: “Yes”へと辿りつく

“痛みを取り除こうとするよりはむしろ痛みを感じようとするとき、癒しの神秘の扉が開くのです。”
―“痛みの贈り物”(“The Gift of Pain”) の著者
医師ポール・ブランド (Paul Brand M.D.)とのインタビューから


「身体でどの場所でも私の手を感じたら、その箇所に入っていって感じてみてください。」

― 最近のセッションで私はそのクライエント、エリザベスとここでは呼ぼう、にそう伝えた。
更にそれがどんなふうに感じられるか、できる限り表現してみるように頼んだ。
彼女は喜んでそれに応じてくれた。
私が彼女の筋肉の質感や動きに制限がある部分を感じる一方で、彼女は自分の内で何が感じられるかを言葉にしてくれた。
始めのうち彼女は、身体で感じられる感覚と、心で感じられる感情の間を行き来するような表現をしていた。
そこで良いことを思いつき、彼女が伝えてくれていることをそのまま聞き返して、彼女が心の感情を身体の感覚として解釈できるように促しながら反応を待ってみた。

エリザベスが自分のみぞおちの部分に入っていったとき「すごくいろんなものが詰まっているような感じ。怒りみたいな・・・。」と言った。私は自分の手に彼女のみぞおちのあたり筋肉の緊張感を感じ取った。
「じゃあ、エリザベス、私が手を置いた内側に怒りを感じているんだね。
今度はその怒りがどんな形で現れているのか感じて、それがどんな感覚なのかをおしえてみてくれるかな」とエリザベスに私は言った。
すると彼女は「胃の中に熱い石炭があるみたいで、まるで焼けるような痛みなのよ。それから、その熱と痛みがほかの身体の部分にじわじわ伝わっていってるわ」と答えた。
彼女がそう言っている時私の手の下では、触診でわかるほどの組織の柔らかさが戻ってくるのが感じられたのだ。そしてエリザベスの胸が今までより深い呼吸をしていることにも気づいた。
「熱い石炭みたいな、焼けるような痛みが今丁度この手の下にあるのですね」と私は彼女の表現を使って言った。― すると彼女は「ええそう。でも今収まって来始めたわ」と言ったのだった。

私たちは彼女の身体の部位を移動しながら、同じプロセスをその後20分間続けた。
エリザベスは時々感情的な内容を加えたりしながら、感覚を説明するのに段々慣れていった。
そして突然、「私、離婚してから自分の人生のすべてに“No!”っていい続けてきたんです」と私に打ち明けた。

彼女が打ち明けている間、長年ひどい痛みがあるという彼女の右肩の施術に私は取り組んでいた。
右手で菱形筋をディコンプレッション(手技のひとつ)する一方、左手で肩甲挙筋の付着部を触診していたのだ。

「そうですか、ずっとすべてのことに“No!”って言い続けてきたんだね。じゃあ、エリザベス、この部分を意識してみて下さい。それで“No!”っていうのがどういう感じなのかを感じみて下さい。」そう言いながら私は間をとり、そこから両手を離し、2,3歩後に下がった。
そうすることで彼女が私の手の感触と離れ、彼女自身が身体の内側で感じる感覚を味わえるからだ。
そうしている間、彼女がとても深い呼吸をしているのが見受けられた。

「もしすべてのことに“Yes!”って言ったとしたら、どんな感じになるでしょうね」と私は口にしていた。
そして私は両手を彼女の身体に戻し、いままでやっていたことを続けた。
ただ、今度は彼女が感覚を説明するときには、同時に“Yes”と言ってもらうようした。
エリザベスが“Yes”と口にする度、筋肉の質感が柔らかさを取り戻すのがはっきりと感じられた。
彼女が私の手のある部位に意識を集中させているのがわかった。
ぴりぴりするような感覚と、触診でわかるくらいの呼吸の波が私に感じられたからだ。
エリザベスが自分の内で起きていることを説明することも、静かに“Yes!”と心の中でつぶやいていることも、もう問題ではないように思えた。
手の下では、全てが開放されてゆき、柔らかく暖かくなっていくのが感じられたのだった。
それから10分ほどたつと、エリザベスは笑い始めた。

最初はくすくすと静かに、それが次第に大声でけらけらと変わっていった。
それからやっと彼女は言った。
「こんなことって信じられないわ…身体が全然痛くないの!エネルギーが泡立って溢れているみたい。こんなことが起こるなんて信じられない!」

彼女の言葉を、私はそのままに彼女に繰り返すように伝えると、エリザベスの身体がまったく変わったことを認識したのだった。私は彼女に言った。「きっとエリザベスが自分の身体に“Yes!”って言っているのは、自分の人生に“Yes!”と言っているのと同じことなんだろうね。」

背景:エリザベスは42歳のプロの介護士であり、非常に難しい状態にいる患者のケアを行っていた。又シングル・マザーであり二人の青年期の子供を育てていた。15年前に痛烈な離婚を経験し、今もまだ自分が無価値な存在だと感じていた。彼女は線維筋痛症 (Fibromyalgea) と慢性の関節痛を患い、睡眠から目覚めた後や長時間座っている状態が続くと身体が硬くなると報告していた。


(© ジャック・ブラックバーン2005年) (© Jack Blackburn, 2005)


エリザベス本人より:…ケース・スタディのことは…。正直に言うと、思い出すのに数回ほど読み返さなくてはなりませんでした。ジャックとのセッションでとても深い場所に私が入っていったというのは分かっています…だからこそ、あまりにも深かったので、あの私が経験した“Yes!”を感じた感覚が起こったときの内容があまり詳しく思い出せないのです。でももう忘れません。このすばらしいケース・スタディが思い出させてくれるから―。

どんな場面でプレゼンシング・ソマティクスは有効でしょうか

       Charity


プレゼンシング(今ここにあること)とソマティクス(身体を感じる意識)といわれても、
それがどういうことなのか、何の役に立つのかよく分からないという方も多いと思います。

そこで、具体的にどんな場面やどんな状況で活かしていけるのかを、少しずつ紹介していこうと思います。

このひとつ前の所では、家族の看病という例を挙げましたが、

今回はお母さんが子どもさんと接する上で、プレゼンシング・ソマティクスを身近に感じていただけたらと思います。


お母さんとして、子どもさんの面倒をみたり、家事をこなしたりと慌ただしく日々を過ごされている方はきっとたくさんいることでしょう。

小さなお子さんを持つ方は常に子どもさんと一緒です。

この頃、携帯電話やスマホを片手に、子どもさんの呼びかけには、はいはいと空返事という場面をよく見ます。

忙しい中、いろいろなことを同時にしなければならないということから、
そんな風についついなってしまうものです。

子どもとはいつも一緒に居なければならないのだから、それなのに私だってしなくちゃならないことはある、
こうするしかない、と思っているかもしれません。

でも、そうやって自分の用事をしたい時ほど、子どもは話しかけてきたり、駄々をこねたりと手に負えない感じになります。

そんな状況の中、プレゼンシング・ソマティクスはどう役に立ってくれるのでしょうか?

プレゼンシングの状態で、子どもさんに触れたり接すると、子どもさんは自分がちゃんと守られている、
無条件に愛されているんだと、感じることができます。

それは、子どもさんにとって、すごく大きな安心感を与えることになるのです。

そういう感覚を味わえると、子どもさんは気持ちが安心しますので、
四六時中、そばにいて注目してもらわないと落ち着かないということがなくなります。

それで、ちょっと待っていて、ということで、自分の用事をしている時も、
安心して待っていることができるようになると思います。


「そう簡単にプレゼンスに入れるのかしら?」「プレゼンシングって何?」と思う方もいるかもしれません。

プレゼンシング・ソマティクスのWSや、「身体の声に耳を傾ける」というお話の中で

身体を通して自分の中心を見つけることで、自分の中心に戻る方法をご紹介します。

家にそこで学んだことを持ち帰って、少しずつ練習してみてください。

様々な場面で役に立てることができますし、少しずついろんなことが変化しているのを感じていけるはずです。

お母さんが、子どもさんと共にある姿勢や接し方に関しては、
ジャックさんのセラピストとしての経験や大事にしていることなどをお話していただく、
「ジャック・ブラックバーン セラピストとしての軌跡」がたくさんのヒントを与えてくれるはずです。














痛みの起源を解放する方法としてのプレゼンシング・ソマティクスについて

ジャック・ブラックバーンさんからシェアしていただいた、ニュースレターから紹介させていただきます。

痛みとともに今の瞬間に存在する-すると痛みは形を変えてゆくのです!

プレゼンシング、今の瞬間にいる選択は、通常私たちが敬遠しがちな道に対する姿勢を変えてゆき、新鮮な洞察力・エネルギーをもたらし、更には愛とつながりに新たな感情をももたらす恩恵を備えています。

考えてみてください。自分が避けて通ろうとしていた辛い経験から思いもかけなかった報いが得られたことは、あなたにも何度かおありになったことでしょう。

逃げは恐れの表れです。―痛みを避けて通ろうとするのは、痛みの後に来る結果を恐れているからなのです。
(ニュースレター プレゼンシング第2号より一部を紹介)

私たち人間は生物上の特徴から、生まれてすぐに生き残るために多くのことを環境から吸収します。
そして、生き残るための術を身に付けます。

人間として生き残るために一番大事なことは、「愛してもらえるか?」ということなのだそうです。
ただ、ここでの愛の意味は「」付きです。
なぜなら、創造主の愛は無条件であるのに対して、子供の母親や父親などの「愛」は、
多くの場合は、無条件ではありません。

「こっちを見ている」「寝返りをうった」「ハイハイした!!」など
成長の過程を見るとき、両親は「すごい!良くできた!!」と喜びますが、
もし、ハイハイするのが遅く、ほかの赤ちゃんと比べて成長が順調でないと不安になったり、
うちの子は問題があるのかしら?と反応します。

それは親にとって当たり前の感情であり、我が子に「良い子に育って欲しい」と思わない親は少ないでしょう。

そのような中で、子どもは知らぬ間に、自分を育んでくれる両親の愛情を得るためにほとんどのエネルギーを使うのです。
さもないと生き残れないので、子どもも駆け引きとして愛される子になろうとするのです。

良い子であれば褒められ受け入れられますが、悪い子(両親の期待に添えない)子であれば
「愛」は与えられず、その上罰せられます。
厳しく要求の多い親のもとで育つと、子どもはあまり「愛」を与えてもらえません。
そして、自分への関心の多くが否定や罰の形で向けられるようになってしまいます。
すると、子どもは関心=「愛」という認知をして、自分を罰することで愛されているという確認をするというダイナミクスが創られてしまいます。

コントロールの強い親のもとで育つと、子どもはさまざまな形で、駆け引きをするようになります。
そうすると、ただ、「愛して欲しい」というシンプルな欲求が、非常に複雑な策略の中に埋もれ込み複雑化します。

どんな人も、そのようなサバイバルのテーマが作り出した問題があります。

そして、愛されないこと、受け入れられないことへの恐れを誰もが持っているのです。

身体で感じる痛みの多く、人生で感じる多くの痛みは、かつて自分が得たくても得られなかったという体験から来ています。

その痛みの起源はいつの間にか、忘れられ、複雑化した策略の中で私達は、

「ただ愛されたい」という欲求や愛を得られなかった失望や、恐怖、罰を与えられた屈辱などの記憶が呼び覚ますものから目を背け、避けようとして、それを感じないため、向かい合わないためにはどんなこともしようとします。

それゆえ、「痛みとともに今の瞬間に存在すること」は、過去からの解放をもたらすことです。

痛みから逃げず、その声に耳を傾ける上でもっとも大切なことは、記憶にしがみつこうとするマインドを沈めて、
耳を澄ますことです。

マインドを沈めるということは、そう簡単ではないことかもしれません。

プレゼンシング・ソマティクスを知ることで、私達はその方法を得ることが出来るのです。


以下に先日ご紹介させていただいた、ケースのリンクを載せていますので、こちらも是非ご一読を!!

 痛みを変容させ、創造的な人生を生きるようになった女性の事例です

Happy Earth Day OSAKA 2013のお知らせ

11月24日 フィリピン伝統療法のお話をしてくださる山中さんが、
10月20日 ハッピーアースデイ 大阪 2013年に出店されます。

Happy Earth Day OSAKA 2013

フィリピンの小物なども販売されるそうです。
場所は 久宝寺公園です。

みなさま、秋の週末にご家族でお出かけください。

Body Balance 軸のブログ

山中さんのお店では、特別なココナッツオイルを使用しての施術が体験できます。

ココナッツオイルを作るとき、通常は加熱をしていくと分離する油分だけを取り出し油を作ります。
でも、山中さんが使うココナッツオイルは、お父様のふるさとのフィリピンの小さな島で、
手作りで作られるオイルなのです。

その製法は、聞くところによると、
ゆっくりと煮詰めていって、オイルとコプラの部分から抽出されるミルク成分まで、
分離することなく一緒に抽出します。

手間がかかりますが、ココナッツのミルクの成分まで含んだ、通常では手に入らない特別なオイルなのだそうです。

そのココナッツオイルも手にとっていただけるチャンスです。

社会の中の集合意識


紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)
(2001/09)
アーノルド ミンデル

商品詳細を見る


民族や社会の内側には必ず集合的な無意識の領域があります。

例えば、日本人には日本文化という背景のもとに成長してきた人々の集団の意識があるということです。
礼節を大事にする、調和を重んじるなど日本人独特の美徳というものがこの国にはあります。

また、社会的な地位や貧富の差などでの意識というものも、それを共有する無意識の領域があります。

社会的弱者といわれる人たちが、この世界にはいて、その人たちの深層には
虐げられていることや、困窮からくる怒りや悲しみを抱えていることが多々あります。

そういった深層の感情に無意識でいると、それが紛争の種になったり、
個人が人生を切り開く中で、障害になったりします。

社会に働きかける、世の中に働きかけようとするならば、
そのことに向き合っていく必要があります。

こんなことを書いたのは、最近ある方から聞いたお話から、
その状況を何とか出来たらいいのに、と思うことがあり、

また、その話を何人かの方としているうちに、以前、読んだ本のことを思い出しました。

その本には、

社会的弱者ということで、まるで犠牲者のように感じている人でも、
その背後にある感情や深層に気がつくことで、変化を起こすことが出来るということ、

また、そのような問題を無視しようとする、立場の違う人も
なぜ無視するのか?、ということを見ていくと、その背後に
例えば恐れであったり、抑圧しているものがあることに気がつけば、
それによって場に変容をもたらすことが出来るということについて書かれていました。

ずいぶん前に読んで、忘れていたのですが、
そのほんの影響はずっと残っていて、
Creative life のような活動を始めたのも、
そのような思想に影響されていたんだと、今更ながら思い出したのです。

多くの人が、その場の深層で起きていることに気がつき、
そこにある葛藤を解放することで、関係性が変わるということを知れば、
社会にある閉塞感や無力感を希望に変えていけるのでは?と思いました。


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Creative Life

Author:Creative Life
自然療法・代替医療を考える Creative Lifeは、2013年春に京都を活動拠点として設立されました。
10月7日より、一般社団法人Creative Lifeとなりました。

このブログで、活動報告、お知らせなどを発信していきます。

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